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私は短期大学を卒業してすぐ関西のとある保育園に就職しました。

 

日常的な業務は、預かっている園児の生活補助、設定保育、お散歩、書類入力など。

季節によっては運動会や生活発表会の準備もあります。

 

保育園は女性がメインの職場です。

年齢層は幅広く、結婚出産を終えて戻ってくる職員もいたので、年配女性の先生もチラホラいました。

 

その年配女性の中に、お局様がいたのです。

 

そのお局様は40代後半。

1度も結婚せず、独身のまま約25年間その園に務めていたようです。

 

保育園は0歳児・1歳児と2~5歳児で建物が分かれており、

1年目、私は0歳児クラスを受け持ちました。

お局様は4歳児クラス担当だったので、私とは違う建物でした。

私が担当する0歳児クラスは、運動会などの行事も参加しません。

それゆえ、お局様とは職員会議や職員室で顔を合わせる程度でした。

 

しかし、あまり接点のなかった1年目の頃ですら、

職員会議で人の発言を無視して自分の意見を遠そうとしたりと、その存在感は際立っていました。

男性職員がいれば少しは違ったのでしょうが、ご存知のとおり保育園は女性がメインの職場です。遠慮が働かないぶん、余計にお局様の横暴っぷりが垣間見えてしまいました。

 

2年目になると、私はまたもや0歳児クラスを担当し、さらにはクラスの副リーダーも任されることになりました。

(副リーダーとは、リーダーの先生が休みの日に代わりにクラスの責任を任される保育士のことです)

0歳児クラスのリーダーは、結婚出産を終え数年前に復帰した先生でした。

まさに理想の保育士!って感じの先生で、とても優しい女性でした。

 

それだけなら良かったのですが、

2年目にして…

ついにお局様と同じクラスになってしまったのです!

 

私以外の保育士は、社会人になりたての新人の先生と、保育士を補助をしてくれる午前中のパートさんです。

私が憧れる、あの優しいリーダーの先生はどうなったかというと

なんとタイミングの悪いことに、

新入園児が来る直前から身内の不幸でお休みを取ることになり、

結果として、お局様と私、新人の先生の3人のみで入園式を取り仕切ることになったのです。

 

嫌な予感は的中しました。

 

園長や主任が副リーダーの私に入園式の流れを任せてくれたにも関わらず、打ち合わせの段階から、お局様は私の提案を全否定します。

お局様は何かの役職に就いているわけでもないのに、

ただ勤務年数が長いからという理由で、私の提案は一切無視して、

全て自分の判断で決めてしまいました。

 

そして入園式当日。

 

入園式以降の子どもの荷物の準備の仕方、持ち物、部屋の使い方など、

私なりに円滑に話が進むようにあれこれ考えていたのですが、

やはりというか、私のことなど一切無視して仕切り出すお局様。

 

正直、ぐだぐだでした。

 

保護者の方もきっとそう感じておられたと思います。

しかし…

何を思ったのか、お局様が最後に一言。

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「リーダーの先生が突然お休みになり、2年目の先生が副リーダーになったので今日はこの先生にほとんど任せてサポートはしていましたがバタバタしてすみません。大事な日だし私が仕切ればよかったのですがこの先生にも成長して欲しかったので少し大目に見てください。明日からはリーダーも復帰するのでご安心ください。」

???????

はっ?

いや、あなた私の事無視して、そんで全部1人で仕切って段取りしてましたよね?

保護者の前でぐだぐだな様子を見せてしまったからといって、

最終的には全部私のせいですか??

 

まさにこの出来事が悪夢の始まりでした。

その後、お局様と一緒に働いた1年間は私にとってとても辛いものでした。

普段の保育中、新人の指導、都合の悪いことがあると全て私のせいにしてきました。

 

忘れもしない、

ある夏の日。

子供の数の少ない土曜日だったと思います。

その日はお局様と2人きりの出勤でした。

気分は朝から最悪です。

土曜日ということもあり、急ぎの書類もなく比較的落ち着いてゆっくりできる時間があったのですが、

そのタイミングで、お局様が…

「あなた2年同じ年齢のクラスに配属それたからと言って私の言うことを聞かなくていいわけじゃないからね。私は若い人が嫌いなの。もっと私をたてて仕事してくれる? できないなら辞めれば? 私がここで何年働いてると思ってるの? 私の言うことだけ聞いてればいいの」と。

 

…言い返す気力もなく、考えるのも面倒になっちゃいました。

 

保育士って、先生同士が意見を出し合って、

お互いサポートしながら仕事するものだと思っていました。

少なくとも保育士1年目に経験したクラスはそうでした。

私に足りない部分は、リーダーはじめ先輩の先生方がサポートしてくれましたし、

また、私が大学で学んだ最近の研究結果や、新しいおもちゃ、歌、遊びなども、彼女らは積極的に取り入れてくれました。

 

しかし、お局様だけは違いました。

自分の考えが全てでした。

 

あの夏の土曜日を境に、この人とは何を話し合っても無駄だと感じ、

他の先生たちのみとコミュニケーションを取り保育を進めていくように集中しました。

お局様とは全く話さなくなりました。

私から話しかけても無視されることがほとんどでしたし。

 

そして、お局様はよほど私のことが気に入らなかったのか、

園長先生にまで嘘をつき、私をいじめの対象にしてきました。

園長室に呼ばれたあげく、お説教のようなものをされることもありました。

リーダーや他の先生が私をかばってくれることもありましたが、なんせ勤続年数が長いこともあって、お局様と園長は仲良し。

 

次第に、こんな人間関係の悪い園にいても自分のプラスにはならないと思うに至り、私はその年度で園を辞めることにしました。

 

私が園を辞めることが分かった途端、お局様はみやみに私に話しかけてくるようになりました。

わざとらしく、当てつけのように。

 

私は現在、別の職場で保育士の補助をするパートをしています。

職員同士の仲が良い保育園です。

子どものために話し合って協力しているような保育園です。

保育の仕事は本来こうあるべきだなと思います。

 

お局様はどこの職場にもいるものですが、

私が保育の現場で出会ったお局様は、とっても自分勝手で、ひどい人でした。

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