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私が都内のネイルサロンで勤務していた頃のお話です。
私が当時勤めていたサロンはオーナー、店長、私を含め他のスタッフが3人が勤務している少人数のサロンでした。
店長は30代半ばの綺麗な女性でした。
もともとはオーナーに声を掛けられてネイルサロンを始め、最初は店長1人でお店を経営していたのですが、
徐々に人が増え現在は店長という形になったそうです。
入社の面接では店長が技術をチェックをし、
彼女が私を採用するようにオーナーに言って頂いたことで内定が決まったりと、
最初の印象はとても良かったのです。
しかし、入社してそうそう他のスタッフが
彼女には気をつけて。本当に気分屋で常に私たちと対立しているから
と、私に忠告をしてきました。
その時の私は、女性の職場だし、別にそこまで深く関わる気もないし、業務だけちゃんとこなせば大丈夫でしょと、軽く考えていました。
実際に入社して一週間は、店長は私にとても優しく指導してくれて、常に気にかけてくれていました。
他のスタッフ2人とはあまり会話もなかったのですが、私に対しては特に悪いことはなかったのであまり気に止めていませんでした。
しかし状況は一変。
入社して最初の週ははあれだけ優しかったのに、2週目から露骨に冷たくなったのです。
最初はただ機嫌が悪いのかと思ったのですが、
それが数日続くうちにおかしいな?
と、疑問を感じ始めました。
特に目立ったミスもしていませんし、他のスタッフ2人とも問題なく一緒に仕事をしていました。お客様からクレームを頂くようなこともなかったので、彼女から冷たくされる意味がわかりませんでした。
仕事中に関しても、頼まれた業務をやっただけなのにそんなこと頼んでないと言ってきたり、常に話が二転三転。
お店では毎回ネイルの後にドリンクをお出しします。
あるとき、店長から冷蔵庫の一番上にあるティーパックでドリンクを出してと言われたので、そのティーパックを使ってお客様にお茶をお出したら、
あれ、わたしの私物なんだけどどうしてくれるの
と置き手紙が…
もうただひたすらに意味不明でした。
最終的には朝の”おはようございます”の挨拶も無視。
これには本当に驚きました。
もし個人的な感情なり、私を嫌いになる何か理由があったとしても、それを仕事中に出すべきではないですし、ましてや彼女は店長という立場です。
この人完全に頭がおかしいんだなと思いました。
別の日も他のスタッフが店長と言い合いをし、明らかに店長に非があるのに仕事を放棄。
彼女は泣いて店を飛び出し、挙げ句、オーナーには自分は悪くないの一点張り。職場にも戻ってきません。
本当に30代の大人がやることなのかと、ただただ引いてしまいました。
“あのお局様さえいなければ”それ以外は完璧なサロンでした。
ずっと働いていたかったのに、彼女がいるせいでストレスで毎朝腹痛に襲われ、出勤することができなくなってしまいました。
結局、私はネイルサロンを退職、
職場の人間関係がいかに大事か身に沁みた瞬間でした。
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