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私は認定こども園の給食室の調理員として働いていました。

 

給食室では、子供220人と先生40人分の合計260人分の調理を担当します。

260人分の調理であれば、本来なら5人程度で業務をまわすのが平均です。

 

しかし、お局様が新人に当たり散らしすぐ辞めていく…

という悪循環が続いており3人で調理を担当することがほとんでした。

 

職員は、お局様51歳、私27歳、先輩23歳(職歴が長いため先輩)というメンバー構成です。

メンバーはほとんど固定で、

新しい人が入っても直ぐに辞めてしまう結果、

常に私が新人の役割でした。

お局様のターゲットはいつも私です。

ちなみに、私が入る前は23歳の先輩がターゲットだったそうです。

年齢的にはまだ若い先輩は、毎日毎日幾度となく嫌味を言われ、無視もされ、時には怒鳴られ、ストレスから円形脱毛症になったと聞きました。

 

しかし、私が入社してからは先輩はターゲットから外されて、

つまり、今度は私のターンになったというわけです。

 

出勤してお局様に「おはようございます」と挨拶しても無視。それどころか睨んできます。

しかし、これはもう日常なので慣れます、とゆーか諦めます。

問題はここからです。

仕事中に分からないことがあって、

確認のために聞いてもいいですか?

と質問しても

そんなの確認は家でやる事じゃない?

なんでそんな普通に考えても出来ることが考えれないわけ?

頭で考えたら?

と、怒鳴り口調で返されてしまいます。

 

こちらから質問しても、全てを教えてくれることはなく

仕方がないので、お局様ではなく先輩に聞きに行きますが、私に教えてる姿を見つけるや否や、

教えんくていい!

全部教えたら身につかんから教えちゃダメ!

と、制止されます。

ここまでくるともうどうしたらいいかも分かりません。

必死でメモを取ろうとするも

メモとる時間なんてここにはないから

全部覚えて家でやって来なさい

と、許されません。

さらに困るのは、

その日その日気分によって言われることが違うことです。

以前に言われたことと同じことをしても怒られるという、この悪循環。

 

それでもなんとか耐えて続けていましたが、ついに私の踏ん張りの糸がぷつんと切れる日か訪れました。

春先のことでした。

給食に出す予定の混ぜご飯を盛り付けていたところ、

(まだ業務に慣れてない)私の手が遅かったのが気に食わなかったのか、

背中を強く叩かれた挙げ句

何アホなことやってるの!!!

と、怒鳴り散らされました。

お局様の怒鳴り声は教室まで響き渡り、子供たちの耳にも届いたと思います。

子供たちにまで分かるような声で、

怒鳴られた

そして、叩かれた

その事実がひたすら悲しく、もうどうしたらいいかも分からず、

業務中にも関わらず、私は泣いてしまいました。

涙を滲ませながら、給食の提供をしたのを覚えています。

 

その日以降、

お局様は私の存在を完全に視界に入らないものとして扱い、もう一人の先輩とだけ接するようになりました。

わたしは退職を決意しました。

その旨を事務所へ退職の意を伝えたところ

同じ理由で辞めるひと、あなたで6人目なんだよね…

と言われ愕然としました。

理解のある主任の先生からは

本当はあの人(お局様)が辞めるべきなんだけど、

こっちから言うことは出来ないから…本当にごめんね

と謝罪されました。

 

認定こども園で働いたことは失敗でした。後悔しても仕切れないほどの悔しい気持ちになりました。

 

給食室では持ち込みがほとんど許されません。

それゆえ、お局様とのやり取りをメモにして残すこともできず、

密室の空間で他に伝える手段もなかったので、

会社都合による退職を示す証拠を確保できませんでした。

その結果、悔しいかなハローワークからは『自己都合退職』として処理されました。

 

あんな人が今でも当たり前のように現場で働いているのかと思うと悔しくてたまりませんが、

世の中にはいろんな人がいるんだ、

私には理解できない人もいるんだな

ということで、人生の勉強にはなったと思います。

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