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以前、某デパートのインフォメーションで働いていた時の話です。

インフォメーションのお仕事は、華美な制服と帽子を着用して、

館内アナウンスや受付を中心として、

デパートに足を運んで頂いたお客様が快適で過ごせるようにお手伝いをするお仕事です。

仕事内容は簡単な業務が多く、

お給料もこんなに貰えるの?と驚くくらい労働条件は優れていました。

だから、辞める人が多いと聞いたときには、

なんで?

と、疑問に思っていました。

しかし、働くにつれ離職率が高い理由が分かってきたのです。

 

このインフォメーションにはいわゆる『お局』と言われる存在がいます。

そのお局は45歳にはとても見えない、物静かで繊細そうな美人です。

物腰も柔らかい雰囲気で、

デパートに入社する社員は

この人優しそう

と、誰もが一度は思います。

もちろん、私も最初はそう思いました。

が…実はこの人こそが大のトラブルメーカーなのです。

しかも、このお局が厄介なのは、

周囲にはには分からないよう、静かに静かに、気に入らない相手を排除していくところにあります。

 

私が初めて彼女に不信感を抱いたのは、こんなことがあったからです。

同僚の寿退社を祝うにあたり、他部署(男性社員が多い)と合同で送別しようということになりました。

男性社員がほとんどを占める他部署に、プレゼントや食事のセッティングを任せるわけにはいきません。

そういった類の仕事は女性の園である私たちインフォメーションの役割です。

そーいうわけで、

私たちは退職する同僚(アイドル並みに可愛い)を祝うにあたり、

どうしたら彼女に喜んでもらえるか、皆で意見を出し合うことにしました。

しかし、私たちがせっかく考えた案を、お局様はやんわりと、でもことごとく却下するのです。

これはどうですか?

彼女、こーいうの好きそうじゃないですか?

と、あれこれ知恵を絞っても

ちょっと予算出しすぎじゃない?

買いにいくの遠いし大変じゃない?

と、なだめるような優しい声で全否定・全却下していくのです。

 

予算に関しても、特別に高額というわけでなく普段通りですし、

プレゼントもなるべく可愛いものを渡したいので、買い出しのために遠出することはこれまでにもありました。

会食の場所だって、なるべく退職する社員が喜びそうなお店をチョイスします。

それなのに、

最終的に、お局様が認めた案はひどいものでした。

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プレゼントは社内で販売されている商品(雑貨)、

これだけならまだいいのですが…

送別会の開催場所は、

喫茶店

しかも、やるのは朝

異例のモーニング送別会です!!

異例の理由ですが、局様の説明によると

(本人が)多忙のため、送別会をやるなら朝にしてもらえないかとの打診があった、

とのこと。

何だかおかしいなと、疑問に感じつつも

異例のモーニング送別会は終了。同僚は退職しました。

お局様が、

本人が希望するからモーニング送別会にしたけど、ずいぶん変わった子だったわね~

と、首を傾げていたのを今でも覚えています。

 

しかし、

その後(退職した)同僚と再会する機会があり、

やはりというか、モーニング送別会が決定された背景にはお局様の思惑が働いていたことが発覚しました。

 

退職を前にして、同僚はお局様からこんなことを言われていたのです。

 

わたし個人の気持ちとしては、あなたの送別会をなるべく盛大なものにしたいと考えているのだけど、

他の子たちはずいぶんと忙しいみたいで…

でね、〇〇さんがモーニング時間の送別会を提案しているんだけど・・

さすがに朝は嫌よね?

 

それを聞いた同僚は、内心かなりショックだったみたいです。

ただ、会社を辞めて迷惑をかけてしまうのは事実だし、円満退社にしたいっていう気持ちも強かったということもあり、モーニング送別会にOKを出したのだとか。

 

私は(おそらく他の社員も)全く気づかなかったのですが、

寿退社が決まってから、同僚はお局様にかなり辛く当たられていたそうです。

退職直前まで、小言のような嫌味を事あるごとに言われ続けていたのです。

(かなり精神的なダメージを受け、回復には相当な時間がかかったらしい)

 

 

結局、お局様は異性からもてはやされる同僚が気に食わなかったのだと思います。

退職した同僚は、気立てが良く私たち同性からも好かれる子でした。

しかし、それ以上に異性から人気のある女の子でもありました。

異例のモーニング送別会にしたのも、

単に手抜きのように見せかけるためだけでなく、

異性を近づけないための作戦だったのでしょう。

いくら可愛い子の送別会といえども、

朝っぱらからの食事となれば、男性は出席しませんから。

 

私はこのデパートで5年間ほど働きましたが、

今回の同僚の件は氷山の一角にすぎず、更にひどい場面を何度も目撃しました。

機会があればまたどこかでお伝えしたいと思います。

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