司法書士試験の合格率、合格までの勉強時間&合格者の学歴について

周囲に司法書士さんが多い環境にいるせいか、

 

司法書士試験ってどれくらい難しいの?

どれだけ勉強したら合格できるの?

 

って聞かれることがよくあります。

 

司法書士試験 合格率 勉強時間 batakuso

 

法務省の出しているデータによると、

 

    対出願者数   対受験者数

(H27)  3.25%     3.95%
(H26)  3.09%     3.77%
(H25)  2.91%     3.54%
(H24)  2.85%     3.48%
(H23)  2.81%     3.42%

*対出願者数は願書を出した受験生の内の何人合格したか、一方で、対受験者数は実際に会場まで足を運んでで受験した受験生の内の何人合格したか、を現している

 

合格率については、平成25年まではほぼ一定(2・8%~2.9%)で推移していたのが、ここ1,2年は若干であるが上昇傾向の気配。

 

理由は定かではありませんが、受験者数が減少している事と関係あるのではないかと推測されています。

 

また、試験合格までに必要な勉強時間について、予備校のデータでは「3000時間」とされることが多い。

合格率や勉強時間は気にしてもしょうがない?

司法書士合格者の誰に聞いても、(合格率や勉強時間について)そんなの気にしたことがない、気にする暇があったら勉強しろ、っていう回答が返ってきます。

 

確かに、合格率って、これから受験をしようか迷っている人が気にするものであって、既に合格へと向けて、勉強に励んでいる受験生にとっては気にしてもしょうがないことかもしれません。

 

勉強時間についても、いざ受験をすると決めたら、自分の環境の範囲内で、時間の許す限り勉強するという結論になるのだと思います(もちろん適度な息抜きは必要としても)。

 

さすが、厳しい世界です(笑)

 

ただ、いろいろな方に聞いてみたなかで、気になったことをいくつか。

合格率と合格者の学歴について

合格率については、それなりに実力がある受験生を対象に、その中で4人か3人の内の1人が合格する印象があるとのこと。

 

ここで実力がある受験生とは、予備校の模試で合格判定を取れる力がある人のことを指します。

 

努力していて、かつそれなりに実績もある人の中の2割~3割ってことなので、これをどう捉えるかは人それぞれですが、個人的には大変な試験だなと思います。

 

例えば、大学受験では合格判定(B判定以上?)を取れる受験生の内の半数、あるいはそれ以上が合格できるイメージがありますが、司法書士試験については合格できるのが半分以下ということ。それを考えてみても、やっぱり難しい試験なのかなと。

 

 

実際、複数の合格者の方が、実力があるからといって必ずしもその年に合格できるとは限らない、一部の優秀な合格者を除き、だいたいの人は合格するのに多少の運が必要かも、っていう内容のコメントを残していました。

 

 

合格レベルに達してから、そこから実際合格し切るまでが大変な試験だ、って表現する方も多かったので、多少の運が必要ってのも、あながち嘘ではないかもしれません。

 

とはいえ、諦めなければ努力が報われる試験だよ、ってコメントする方も多く、私の知っている司法書士さんでも、高卒出身者が2名いらっしゃいます。

 

高卒出身の司法書士は、少数ではあるけど、でもメチャクチャ珍らしいってわけでもないよう。この点は、高学歴しかいないと思っていたので意外。

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もちろん、東大や京大、一橋大出身の司法書士さんもいますので、司法書士って、どこか学歴カオスのイメージがあります(笑)

 

中央大出身者が一番多い、いや明治が一番だろ、など意見は色々でした)

 

業界内での学歴差別みたいなものはゼロに等しく、合格してしまえば皆同じ、皆仲間といった雰囲気があるみたいです。

 

就職に関しても、民間企業と違い、どこの事務所に入所したから偉いとかスゴイってのはあまりなくて、それよりも独立してどこまでやれるか、についての関心が高い世界なのだとか。

 

ちなみに、就職に関しては、民間に比べると恵まれているようです(当然か?)。

 

質問サイト等で「40代未経験での就職はできますか?→ムリムリ」みたいな回答をたまに見かけるのですが、実際は、40代以上の未経験者でも就職できている方はいるようです。私の周囲でも結構いらっしゃいます。

 

特に大規模の事務所だと、資格者の数を必要とするので、就職できる可能性が高くなるのだとか。

(その意味では地方は厳しいかもしれません)

 

ただ、事務所に就職しても、(事務所によりますが)ものすごーく給料が高いってわけでもないので、就職できるか否かよりも、額面のほうがな…って愚痴は度々耳にします(笑)

 

基本的に、稼げるかどうかは、就職よりも独立にかかっている世界といっていいでしょう。

 

司法書士の独立費用については、300万(開業資金100万+運転資金200万)が目安とされているようです。

 

もちろん、これは地方か都会かでも違ってきたりすると思いますし、状況によって異なるので何ともいえないでしょう。

 

独立資金はあるに越したことはないと思いますが、仮に東京であっても「300もいらない、300もかけてない」とかいった意見もありましたね。

 

いずれにせよ、飲食店などと比較して小資本で起業できることは間違いなく、ある程度の年齢までは就職口を確保できる可能性が高いことも考えると、攻めと守りのバランスが取れている職業なのかなとも感じました。

 

あと、就職を心配するのは、中高年だけではなく、就職(正社員)経験がない30代フリーターの方なども該当するかと思います。

 

結論から言うと、普通に就職できる可能性が高いようです。

 

大学を留年し続け、卒業後、30前半まで親の仕送りで生活をし、バイトもほとんどしたことがなくて、それでも就職できたー!って司法書士さんも知ってますので(笑)

 

なので、もしそういったことでお悩みの方がいらっしゃいましたら、何とかなると信じて、頑張ってほしいです。

勉強時間について

勉強時間に関しては、直前期(5月~6月)がポイントとなるようです。

 

最後まで一日2時間程度の勉強で合格したって方もいらっしゃいましたが、多くの方は、試験前の1ヶ月~2ヶ月は、10時間を超える勉強をしたと言います。

 

逆にいえば、直前に集中して勉強できる環境を整えることが大事ともいえます。有休とかうまく利用できるといいですね。

 

普通の民間企業では難しいかもしれませんが(ってゆーか無理ですが)、法律事務所で勤務していた方は、事務所のボスに頼んで、直前2ヶ月は休ませてもらったって話も聞きました。

 

1日10時間の勉強っていうと「うっそー」ってなりますが、司法書士試験の世界では、そういった経験は普通みたいですね。

 

ただ、大切なのは、何時間勉強するべきかではない。試験当日に知識の量や質がMAXになるよう、スケジューリングすることが必要。勉強時間は、あくまでも結果であって、目的ではないとの意見がありました。

 

過去問↓、をやらなかったっていう合格者はほぼおらず、そこは共通していました。

ただ、それ以外の勉強法については、

 

テキスト主体の方もいれば、問題集(模試)中心の方もいて、人それぞれといった様子。

 

 

参考になれば幸いです

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