スプーン曲げのコツ/原理とタネさえ理解すれば簡単?
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スプーン曲げのタネを明かす?
スプーンが曲がる正体は、テコの原理、あるいは目の錯覚によるものです。スプーン曲げのタネを学ぶことで、マジックは科学の側面があるのだ、ということが理解できます。
スプーン曲げの方法は、主に2通りあるとされています。
一つは、テコの原理を応用したもの。
もう一つは、目の錯覚を利用したものです。
後者のほうがどちらかといえば難易度が高く、下手な人がやるとすぐにバレてしまいます。
逆に、前者のほう、テコの原理を応用した方法は案外簡単だという声が多いです。コツを掴めば、素人でも簡単にできてしまうようです。
とゆーことで
- スプーン曲げでテコの原理を体感
- 下手くそがやるとすぐバレる?目の錯覚を利用したスプーン曲げ
の項目順にめとめました。
スプーン曲げでテコの原理を体感
スプーンを縦に構えて、人差し指でくいっと曲げるパターン。
これはテコの原理を応用したもの。
科学の世界では、テコの原理を説明するために、スプーン曲げを題材とすることがあるようです。
画像引用元
http://www.buturigaku.net/main01/RigidBody/RigidBody02.html
スプーンを持つ手の中指・薬指を支点、小指を作用点とし、曲げるために力を加える人差し指を力点とするのが、テコの原理からみたスプーン曲げです。
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具体的な方法
以下に、テコの原理を応用して曲げる際の、手順とコツを記しておきます。
まず、スプーンを構える前に、スプーンの一番曲がりやすいスポットを把握しておきます。
スプーンの曲がりやすいスポットとは、スプーンを人指に乗っけてみても落ちない部分、左右のバランスが取れる箇所です。
(この点は、動画を参考にするとよくわかります)
一番曲がりやすい部分が分かったら、次は、その部分から1センチ~2センチほど下に降りたところを指でつまんで持ちます。
このとき、スプーンの裏側を顔に向けるのが正しいです。
また、小指はなるべくなら柄の一番下に当てたほうがよく曲がります。
以上のように、スプーンを構えるところまでできたら、後は、弓矢を引くように、もう片方の手でスプーンの先端をくいっと押してやります。
曲げる瞬間のコツとしては、背筋を張って、スプーンをなるべく肩から遠くに位置させること。まさしく弓矢を引くようにします。
下手くそがやるとすぐバレる?目の錯覚を利用したスプーン曲げ
テコの原理を応用するやり方以外に、目の錯覚を利用する方法があります。
手のひらの上の置かれたスプーンが勝手に曲がっていく様子をみせるパターンです。
タネを明かすと、このパターンは、手のひらにスプーンが乗った時点で既に曲がっています。
曲がっていくように見えるのは目の錯覚。スプーンではなく、スプーンを置いた「手の」角度を微妙に変えていくことでスプーンのほうが曲がっていくかのような錯覚を作り出しています。
この方法で曲げる人は、スプーンを手の上に乗せる前のどこかのタイミングで、こっそりと力を加えスプーンをねじ曲げています。
そこをいかにさりげなくやるかで、素人とプロに違いがでるのです。
この動画をよく見ることで、
予めスプーンを力で捻じ曲げていること、
そして、スプーンが動いているのではなく、スプーンを持つ手のほうが動いていること
この2点を理解できるのではないでしょうか。
以上、スプーン曲げのタネ明かしに関する記事でした。
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